葉酸サプリで高齢妊活からの妊娠糖尿病体験記

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妊娠糖尿病

妊娠糖尿病にかかったら、出産する時はどうなるの?

投稿日:2017年4月20日 更新日:

妊娠糖尿病にかかった場合に気になることの1つに、出産への影響があるのではないでしょうか。

妊娠糖尿病患者の出産は、胎児の合併症予防のために重要です。

お母さんと赤ちゃんが安全なお産になるように注意するべきことは何か、分娩法はどうなるのか…今回は、妊娠糖尿病と分娩についてまとめました。

 

妊娠糖尿病の分娩方法はどうなるの?

分娩方法は、妊娠糖尿病の場合でも経腟分娩が原則です。血糖管理が上手く出来れば、母子ともにそれほど妊娠糖尿病の影響を受けることなく経腟分娩となるケースも多いようです。

必要だと判断された場合に帝王切開が適応となります。帝王切開になる主な理由は、

  • 何らかの理由で経腟分娩が難しい
  • 赤ちゃんやお母さんの状態が急に悪化した
  • 糖尿病の合併症がある場合、悪化する可能性が高い

といったことが挙げられます。

妊娠糖尿病の場合、帝王切開を行う確率が高くなる

妊娠糖尿病を発症した場合、帝王切開を行って分娩となる確率が妊娠糖尿病を発症しなかった場合の約2~4倍高くなることがわかっています。

これは妊娠糖尿病が原因となって帝王切開の適応になるケースが増えるためです。帝王切開の適応になる理由として多いものは、以下のようなことです。

赤ちゃんが巨大児になる確率が高いため

妊娠糖尿病を発症して血糖管理が上手くいかない場合、お腹の赤ちゃんが4,000gを超える巨大児になりやすいとされています。

これは、胎盤を通してお母さんだけでなく赤ちゃんも高血糖状態となって、血糖値を下げるためのホルモン・インスリンをたくさん分泌するからです。インスリンを多量に分泌する影響で巨大児になりやすいとされています。

妊娠糖尿病や糖尿病合併妊娠によって巨大児となる確率は、およそ7.1%です。巨大児になると経腟分娩が難しくなったり、頭が出てきても肩が出てこない「肩甲難産」と呼ばれる状態になるリスクが高まります。

このような危険性が予想される場合は帝王切開の適応になります。

妊娠末期に赤ちゃんの状態が急変する可能性が高いため

妊娠糖尿病を発症した場合、血糖管理が不十分だと妊娠末期になるとお腹の赤ちゃんの状態が急変することがあります。そのため、妊娠末期にはNSTと呼ばれる胎児心拍のモニタリング検査を行います。もし異常が認められた場合、帝王切開となることがあります。

妊娠糖尿病の合併症が重症化する可能性があるため

血糖管理が不十分な場合、お母さんは妊娠高血圧症候群など産科の合併症、また糖尿病性腎症や網膜症など高血糖状態による合併症を起こすことがあります。

これらが重症化した場合、帝王切開となることがあります。

分娩費用は普通のお産よりも高くなるの?

妊娠糖尿病に関わる検査や処置などについて、分娩に関わる自費診療分(分娩介助料、新生児検査料など)以外であれば基本的にほとんどが健康保険の適応となります。

妊娠糖尿病に関わることにかかる料金が上乗せされるため、特別に処置が必要なかった場合よりは分娩費用は高額になります。ただし、全てが自費診療とはなりません。

無痛分娩、和通分娩などを希望する場合は?

もし無痛分娩など特殊な出産を希望している場合でも、施設が対応していなければ転院せざるを得ません。緊急帝王切開となったときに対応出来るかどうかに加え、妊娠中に適切な看護計画を立ててもらう必要があります。

しかし、妊娠糖尿病を発症しても無痛分娩を行える病院ならば可能です。そういった病院はかなり限られた数しかないのが現状ですが、「どうしても無痛分娩で」と希望する場合は転院先の候補として探してみてはいかがでしょうか。

妊娠糖尿病を発症した場合に行われる分娩管理

妊娠糖尿病を発症した場合、「ハイリスク妊婦」となります。妊娠糖尿病と診断されたその時点からきちんと血糖管理を行い、適切な処置を受けられる状態でいる必要があります。

 

妊娠時期 血糖管理に加えて必要とされる管理
妊娠初期 出産予定日を正確に決定、赤ちゃんの奇形の有無
妊娠中期 赤ちゃんの発育状態の確認、お母さんの合併症を防ぐ
妊娠末期 赤ちゃんの推定体重の確認、心音モニタリング、分娩時期と方法の決定
分娩時 緊急帝王切開に備えた処置(食事を抜いて点滴で管理する)
産褥期 糖代謝異常の再検査

 

妊娠期間の全てを通して、お母さんの血糖状態とお腹の赤ちゃんの様子をモニタリングするために分娩管理が必要になってきます。赤ちゃんの様子によっては誘発分娩を行う可能性もあります。

また、分娩後も血糖値の変化を把握しなければなりません。そのため、個人病院や助産院で出産するつもりであっても、その施設で対応しきれないことを考えてハイリスク妊婦を受け入れている大きい病院へ転院となる可能性があります。

安全なお産になるように出来ることはある?

妊娠糖尿病と診断された場合に、安全なお産を目指して何が出来るでしょうか?まず、きちんと血糖管理を行うことが最重要です。

血糖管理がきちんと行われなかった場合は、前述の通りお母さんもお腹の赤ちゃんにも影響が出てきます。

その結果として緊急帝王切開が必要になるなど分娩時のリスクが高まってしまいます。

食生活など、生活習慣を改善するのは中々大変なものです。ですが、自分とお腹の赤ちゃんのためです。スムーズなお産となるように頑張りましょう!

まとめ

妊娠糖尿病の分娩についてご紹介しました。

基本的には経腟分娩ですが、帝王切開の適応となる確率は高くなります。分娩時の様々なリスクを減らすため、妊娠期間から出産後に渡るまで、きちんとした血糖管理を行うことを心がけましょう。

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