葉酸サプリで高齢妊活からの妊娠糖尿病体験記

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妊娠糖尿病

妊娠糖尿病って診断されて分かった、血糖値対策のまとめ!

投稿日:2017年3月25日 更新日:

妊娠中は体調が変化しやすく、誰でも多かれ少なかれ様々な体のトラブルを経験するものです。

が、私は38歳で妊娠してから、トラブルなんてもんじゃない経験、妊娠糖尿病と診断されてしまいました。

診断されたときは、赤ちゃんにも影響が及ぶと聞いて、正直泣きました・・・糖尿病は、悪化すると足を切断するなどのイメージもあり、かなりのショックを受けました。

いろいろ調べる(気になる特集があると糖尿病の学会誌まで読みました)と、妊娠糖尿病は多くの女性がなる病気であることが分かりました。

そして妊娠糖尿病は糖尿病未満の状態であるものの、きちんと対策しないと本当の糖尿病になる可能性がある無視できないものであることも知りました。

自分はやせ型なので関係ないって思っている方もいらっしゃるかと思いますが、元々痩せている人や体重管理に気を遣っている場合でも発症することがあります(私も標準体型より痩せているほうです)。

妊活中・妊娠中の女性だけでなく、男性も是非パートナーのために読んでいただきたいです。

この記事では、妊娠糖尿病の原因や影響、予防のための食生活など基礎知識をまとめたので、共有いたします。

妊娠糖尿病とは

妊娠糖尿病は、妊娠中に血糖値が高い状態が続くことです。

日本産科婦人科学会の定義では「妊娠糖尿病とは、妊娠中にはじめて発見された糖代謝異常」だとされています。

妊娠前から糖尿病体質の場合、妊娠をきっかけに血糖値が上がり易くなります。それを妊娠糖尿病と呼ぶってことのようです。

妊娠中は血糖値を保とうとするホルモン「インスリン」の働きが悪くなって高血糖状態になりやすいこと、高血糖状態がお腹の赤ちゃんに影響を与える可能性があることから、別に診断基準が設けられているのです。

 

まだ糖尿病に至っている状態ではありませんが、妊娠中は普段なら気にしないような僅かな高血糖でもお腹の赤ちゃんに影響を与える可能性があるため、厳密には糖尿病の基準に当てはまらなくても「妊娠糖尿病」という名前がついています。

ということは、妊娠糖尿病は糖尿病ではないってことですね。

赤ちゃんが弱い存在なので、軽度な糖尿病予備軍だけど、便宜上「糖尿病」って名前がついているっていうイメージでしょうか。

ただ、赤ちゃんという大事な存在に影響を与えるので、通常の糖尿病以上に真剣に対処したいですが。

妊娠糖尿病自体は、全妊婦のうち10~15%程度が診断され、決して珍しい病気ではありません。

しかし、妊娠糖尿病にかかった場合、将来的に糖尿病を発症するリスクが約7倍も高くなると言われています。

将来的な糖尿病リスクが増すとは、怖いですね。

 

なお、妊娠前から既に糖尿病と診断されている場合、妊娠中に「明らかな糖尿病」と診断された場合は妊娠糖尿病に含めず「糖尿病合併妊娠」と呼ばれます。この状態は、妊娠糖尿病より重度の状態です。

そもそも血糖値とは

ちょっと血糖値のことを知ってて当然のように語っていましたが、ここで血糖値とはそもそも何かを説明します。

「血糖値」とは、血液中のグルコースの濃度のことです。

口に入った炭水化物は分解されて腸に吸収されて血液中に送られるため、食後は血糖値が上昇します。また、運動や勉強などでエネルギーとして消費されることで低下します。

血糖値は高すぎても低すぎても身体に悪影響を及ぼすので、私たちの身体には血糖値を一定の範囲で保とうとする働きが備わっているのです。この働きでも血糖値を一定に保てなくなってしまい、血糖値が上がったままで下がらない状態になっているのが「糖尿病」です。

 

【血糖値における診断基準】

妊娠糖尿病については、血糖値で診断されます。

これについては通常の糖尿病と一緒ですね。でも妊娠糖尿病は、先ほど述べたようにより軽い症状でも病気と判定されるようになっています。

妊娠中は全妊婦さんが2回血糖検査を受けることが推奨されています。1回目は妊娠初期の「随時血糖検査」、2回目は妊娠中期の「50g経口ブドウ糖負荷試験」です。

これらの検査で基準以上の値が出た場合、妊娠糖尿病の可能性があると考えて確認検査の「75g経口ブドウ糖負荷試験」を行います。負荷検査で血糖値の上下をより細かく確認するのです。

では、血糖値の具体的な基準はどの程度なのでしょうか。正常値と、糖尿病と診断される数値を比べてみましょう。

詳しい基準は下の例をご覧ください(詳細な数字を覚えても意味ないので眺めるくらいで良いと思います)。

正常値(妊娠糖尿病でも糖尿病でもない人)

(1)(2)を満たす場合

(1)空腹時血糖値<110mg/dL

(2)75g経口ブドウ糖負荷試験2時間値<140mg/dL

 

妊娠糖尿病

75g経口ブドウ糖負荷試験において、次の基準のどれか1つ以上を満たした場合

(1)空腹時血糖値≧92mg/dL

(2)1時間値≧180mg/dL

(3)2時間値≧153mg/dL

 

母子の健康と安全のために、妊娠糖尿病の診断基準は一般的な糖尿病の診断基準よりも厳しめになっているようですね。
また、血糖値以外にも尿糖やヘモグロビンA1c(hba1c)という項目で評価することがあります。

尿糖は尿中に含まれる糖で、血糖値が高く腎臓で体内に再吸収されないことが原因で陽性になります。ヘモグロビンA1cは採血した時点から過去1~2カ月間の平均的な血糖状態が反映され、妊娠中の基準値は5.4%未満とされています。

 

糖尿病

(1) 空腹時血糖値 ≧126mg/dL

(2) 75g経口ブドウ糖負荷試験2時間値≧200mg/dL

(3) 随時血糖値    200mg/dL

(参考URL:日本産科婦人科学科http://www.jsog.or.jp/public/knowledge/ninshintonyobyo.html

 

治療に健康保険は適用されるの?

妊婦検診は自由診療扱いで、健康保険は適用されません。

妊娠糖尿病は妊娠中に起こる病気なので、健康保険が適用されないのでは…と不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが心配いりません。

妊婦検診によって発見された体の不調の治療には健康保険が適用になる場合がほとんどです。

もちろん妊娠糖尿病と診断されて治療が必要になった場合も、健康保険の適用になります。

そもそも糖尿病ってどんな病気?

ここまで、妊娠糖尿病について触れてきましたが、そもそも「糖尿病」自体よくわからないって人も多いと思います。

そんな人向けに、ここで一度、そもそも糖尿病とはなにかを簡単にご説明します。

糖の代謝異常で、高血糖状態が続く

まず、「糖尿病」とはどのような状態なのでしょうか。

一言で言えば、血液中の血糖値が上がったままの状態です。

食事をすれば血糖値は上がり、運動などでエネルギーを使うことで下がります。

通常、血糖値はホルモンによって変動がありながらも一定の範囲内に収まるようにコントロールされています。

このホルモンの作用が不十分で血糖値が下がらないため、「糖尿病」として症状が現れます。

ホルモンが分泌されないことで糖尿病となる一型糖尿病、ホルモンは分泌されるけれど作用が不十分で糖尿病となる二型糖尿病、遺伝子異常や薬剤性、合併症として起こる二次性のものと「妊娠糖尿病」、原因によって4つのタイプに分かれています。

関連記事:妊娠糖尿病って1型と2型どっちになるの?

糖尿病の症状

代表的な自覚症状としては尿の量が増える、喉が渇きやすくなる、体重が減る、疲れやすくなる、といったことがあげられます。

進行すると、合併症として腎障害、網膜症、神経障害など治療が難しい症状が出てきます。

糖尿病は怖い病気ですね。

妊娠糖尿病になると、本当の糖尿病になるリスクも上がるので、注意しましょう。

妊娠糖尿病になるとどんな症状が出るの?

ここから、また妊娠糖尿病の話に戻って、症状についてみていきます。

妊娠糖尿病になった場合でも、自覚症状はほとんどないことが多いようです。

中々自分で気が付けないのが怖い病気でもありますね。

「調子が悪いかな?」と感じた時には既に症状が進行して重症化していることがあり、その場合は様々な合併症、お腹の赤ちゃんへの影響が出てきてしまう可能性もあるのです。

 

【妊娠糖尿病による高血糖状態が継続した場合に起こる合併症】

お母さん 妊娠性高血圧、羊水過多、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎障害など
赤ちゃん 黄疸、巨大児、心肥大、流産、形態異常など

ただし、妊娠早期には妊娠糖尿病になりにくいので、奇形児リスクは通常の妊娠と同程度と考えられています。

妊娠糖尿病の原因は?

妊娠糖尿病の主な原因は、妊娠によって血糖値が上がりやすくなるからです。

お腹の赤ちゃんはブドウ糖をエネルギーにして大きくなります。

妊娠すると、お母さんの体は赤ちゃんに優先的にブドウ糖を供給するような体のバランスに変化して赤ちゃんを育てるのです。

通常、食事によって体内に入ったブドウ糖はホルモンの作用でエネルギー源として身体に取り込まれます。

しかし、妊娠中はこのホルモンの働きを抑制する別のホルモンが胎盤から分泌されるため、お母さんの体内に取り込まれにくくなります。

その結果血液中に取り込まれなかったブドウ糖が残り、胎盤を通じて赤ちゃんへ届くようになっているのです。

このような理由で、妊娠中は血液中のブドウ糖が分解されにくく血糖値が高くなりやすい状態になっています。

そんな状態になっているところに甘いものをたくさん食べてしまうと、血液中に体内に取り込まれなかったブドウ糖が残って血糖値が急に高くなってしまうのです。

妊娠糖尿病で血糖値が安定しない理由は?

「血糖値を測ったら、普段と変わらない食生活なのにいきなり高くなった!」「血糖値が不安定で高かったり低かったりする」血糖値のコントロールを始めると、このように一喜一憂することが出てきます。

妊娠の影響

妊娠の週数が進むにつれてインスリンが効きにくくなるため、血糖値が上がる傾向にあります。妊娠後期に入って診断される人もいるようです。「36週~臨月に血糖値が下がる」と言われることもあるようですが、個人差があります。絶対ではありません。

夜間の糖の合成

朝は血糖値が高くなる傾向にあります。寝ている間は何も食べないので血糖値はどんどん下がりますが、そうすると肝臓が糖を合成します。

普通ならインスリンの作用で血糖値は保たれますが、妊娠糖尿病の場合はインスリンが十分に働かない状態です。そのため、肝臓が作り出した糖によって高血糖状態になったまま朝になるので「朝起きてすぐなのに、寝る前よりも血糖値が高い」「朝食前の方が朝食後より血糖値が高い」といったことが起こるのです。

就寝前にインスリン注射を行って血糖値の上昇を抑えることがあるほどです。

 

ストレスが原因のこともある(ストレスホルモンの分泌)

「ストレスを感じることで血糖値が上がる」という話を聞いたことがありますか?

人間にはストレス=「身の危険」から自分を守るため、ストレスを感じると頭や身体を働かせ、様々なことに気を配るような仕組みが備わっています。

風邪をひいた時も血糖値は高くなりやすいようです。体調不良によって身体にストレスがかかることでストレスホルモンが分泌されますが、これは血糖値を上げる作用も持っているのです。

頭や体を働かせるためにはエネルギーがたくさん必要=ブドウ糖がたくさん必要と判断され、血糖値が上がるようになっているのです。妊娠中もこれは同じです。

つい甘いものを食べてストレスを発散したくなってしまうかもしれませんが、食べること以外の発散方法を見つけるようにして下さいね。

 

血糖値を下げるにはどうしたら良いの?

妊娠中はただでさえ上がりやすい血糖値。下げ方はあるのでしょうか。基本的には、血糖値は食事と運動での血糖コントロールを目指すことになります。血糖値を下げるために有効な方法を知っておきましょう。

血糖値と食事の関係

血糖値と食事の内容は大きく関係しています。妊娠糖尿病を発症しやすいのは胎盤がしっかり出来上がる妊娠中期以降ですが、妊娠初期から食生活を見直してみましょう。妊娠糖尿病の予防でだけでなく、妊娠中の体重管理や授乳中の乳腺炎の予防にも役立ちます。

① 血糖値の変動の幅を少なくするため、なるべく決まった時間に3食食べる
(間食・分食で1日6回に食事を分けるのも有効)

② 野菜(食物繊維)→タンパク質→炭水化物、の順に食べて血糖値の急上昇を防ぐ

③ ゆっくりとよく噛んで食べ、血糖値が急に上がるのを防ぐ
(血糖値が上がりにくくなるお茶、牛乳を取り入れるのも効果的)

これらの事を意識してみましょう。

ポイントは、血糖値が急に上がらないような方法で食事をすることです。
積極的に摂りたい食品としては、食物繊維が多く含まれた野菜類、脂質の少ない植物性タンパク質が挙げられます。これらを中心とした食生活を心がけましょう。外食するなら、味付けが薄めの和食がおすすめです。洋食は塩分が多く、味が濃くなりがちです。ピザ、パスタ、カレーなどはあまりおすすめできません。

食べ方に気をつけたいものは、糖分をたくさん含むお菓子類や炭水化物です。特に洋菓子は脂肪分も高いので、量やタイミングを考えて食べましょう。白米やパンは大事なエネルギー源ですが、食べ過ぎには注意です。出来れば玄米やライ麦パンなど、血糖値が上がりにくくなるものを選ぶといいですね。

関連記事:妊娠糖尿病の食事療法!糖質制限は必要なの?

 

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食事のタイミング

血糖値は1日の中でも変動するものです。食後は高くなりますし、食べ物が消化吸収されれば下がります。

血糖値のピークは大体食後2時間と言われており、最も低くなるのは空腹時である食前です。このように、血糖値を測るタイミングによって大きく変わってくるものです。

甘いものの食べ過ぎには注意

妊娠したことで甘いものが食べたくなる方も多いかもしれませんが、食べ過ぎは高血糖を招きます。特につわりがおさまってきた頃は気をつけたいところです。体重が増えすぎる原因にもなりますので、食べる量とタイミングには注意しましょう。

 

関連記事:妊娠糖尿病でも甘いものが食べたい!おやつの選び方や、食べ方の工夫は?

運動が血糖値に与える影響は?

運動することでインスリンの働きを活発にし、高血糖を抑えることが目的で運動療法を行うことがあります。この場合、妊娠中ですので医師の指導の下に無理のない範囲で行います。

食後に30分程度のウォーキングをする、マタニティヨガなど妊婦さん向けのエクササイズを行うといったことが多いようです。生理現象によってどうしても起床後に高くなりやすい血糖値ですが、夕食後に軽いウォーキングをするだけでも血糖値が下がる効果があります。

 

妊娠糖尿病の原因については、下の記事で詳しくまとめています。

妊娠糖尿病の原因総まとめ

妊娠糖尿病の治療法は?

妊娠糖尿病になったら、ガイドラインに従って血糖値をコントロールすることになります。

食事・運動療法からは、インスリン注射などを用いて対応します。

妊娠前から糖尿病だったケースと比べ、妊娠糖尿病では血糖値コントロールは比較的やり易いようです。

出産後は通常の血糖値に戻ることが多いようですが、妊娠糖尿病になったということは糖尿病体質があるということなので、食事療法や生活スタイルの改善続け、定期検診も欠かさないようにしましょう。

関連記事:妊娠糖尿病の治療法。薬や医療費は?

 

遺伝性の場合も

もし家族に糖尿病の人がいるならば、遺伝の可能性もあります。

家族歴がある場合、妊娠糖尿病と診断される可能性は高くなります。

この場合、もし妊娠糖尿病になってしまうと将来的に2型糖尿病を発症する可能性が高くなるので特に注意する必要があります。

 

高齢妊娠だと妊娠糖尿病になりやすい?

「35歳以上の高齢妊娠の場合、妊娠糖尿病になりやすい」という説があります。

わたしが妊娠したのも38歳なのでなんとなくわかります。

これは海外でも研究がなされており、2008年にアメリカで発表された「年齢別の妊娠糖尿病の推移」によれば、25歳未満の妊娠糖尿病患者は10年間でほとんど変化はありません。

しかし、25歳~34歳だと25歳未満の患者の数の約5倍、34歳以上になると約8倍にまで増加しています。

年齢だけが妊娠糖尿病の原因であるとは言えないかもしれませんが、年齢が上がるにつれて糖を分解する作用をもつホルモンを分泌する能力も下がるため、35歳以上の「高齢出産」と言われる妊娠の場合は高血糖になるリスクが高まると考えられています。

 

食生活で妊娠糖尿病を予防できる?

妊娠糖尿病を発症しやすいのは妊娠中期頃からです。出来れば妊娠初期から高血糖になりにくい食生活を心がけて、妊娠糖尿病を予防できるようにしましょう。

食事の時に心がけたいポイントとして、

  • なるべく決まった時間に3食を食べ、血糖値の変動の幅を少なくする
  • 野菜(食物繊維)→タンパク質→炭水化物、の順に食べて血糖値の急上昇を防ぐ
  • ゆっくりとよく噛んで食べる

といったことがあります。

 

積極的に摂りたいもの

出来るだけ、食物繊維をたくさん含む野菜類、植物性タンパク質を中心とした食生活を心がけましょう。

食物繊維は食後の血糖値の急上昇を防ぐ働きがあるほか、便秘の予防にも効果的です。妊娠中は積極的に摂取したいものです。タンパク質は筋肉や内臓、皮膚、血液など体を作るのに必要です。

妊娠中は特に、脂質の少ない魚類や大豆・卵などの植物性タンパク質を摂るのがおすすめです。

下の関連記事で紹介している低糖質豆乳飲料は、そもそも摂っておきたい豆乳をベースに、糖質カットしたものなのでかなりおすすです。

関連記事:低糖質豆乳飲料は、「妊娠糖尿病でも間食がしたい!」って時におすすめ【マルサンアイ】

肉類にも含まれますが、脂質も多く含まれているので赤身のヒレや鶏ささみなど、脂肪分の少ない部位を選ぶようにするといいですね。

調理法は、味付けが薄めの和食が理想的です。

 

 

食べる量に気をつけたいもの

特につわりがおさまると、それまで食べたくても食べられなかったものをたくさん食べたくなりがちです。

しかし、食べ過ぎは要注意。

具体的には、糖分をたくさん含むお菓子類。特に洋菓子は脂肪分も高めです。

脂身の多い部位のお肉、ハム・ソーセージなどの加工品も食べ過ぎ注意です。

主食となるご飯やパンなどの炭水化物は血糖値をあげます。エネルギー源として欠かせませんが、食べる量には注意しましょう。

 

血糖値を上げやすい食べ物を全て禁止する必要はありません。バランスよく色々な栄養をを摂ることを心がけましょう。

妊娠糖尿病と診断されたらどうなるの?

妊娠糖尿病と診断された場合、ガイドラインにのっとって食事療法・運動療法から行い血糖値のコントロールを目指します。それでも改善しない場合は、インスリンを使った薬物療法を行うことになります。

初期の自覚症状はあまりありませんが、血糖値が300mg/dLなどと非常に高い場合は喉が渇く、多尿などの症状が出ることがあります。

一般的には通院による治療を行います。医師の診察を受けて管理目標を決め、日々の血糖値を測定して推移を記録します。測るタイミングとしては寝起き、食前、食事の2時間後、寝る前など血糖値が上下すると考えられる時です。

食前の血糖値しか測らない、とういようだとあまり意味がなくなってしまいます。自宅でも使える血糖測定器で自己測定を行い、グラフに記録していくことが多いようです。

正しい測定方法をマスターできるように測り方も指導してもらいます。これで、血糖値が乱高下することなく安定させるために自己管理出来ることを目指します。

もし確定診断に必要な検査である75g経口ブドウ糖負荷試験の数値が基準を大きくオーバーした場合、血糖コントロールが上手くいかず基準内に下がらない場合は管理入院となる可能性もあります。

分娩は経腟分娩が原則です。血糖管理が上手く出来れば母子ともにそれほど妊娠糖尿病の影響を受けることなく経腟分娩となることも多いようです。必要だと判断された場合は帝王切開が適応となります。これは正常な妊婦さんの場合と変わりません。

関連記事:妊娠中の血糖管理…グルコース、ヘモグロビン a1cと1,5-A、GAはそれぞれどう違うの?

治療目標

血糖コントロールにおける管理目標は、アメリカ糖尿病学会によると

(1)早朝空腹時≦95mg/dL

(2)食後1時間値≦140mg/dL

(3)食後2時間値≦120mg/dL

とされています。血糖値の上がり方は個人差が大きいので、必ず医師と相談しながら治療を進めていきましょう。他の人よりも高い・低いを気にするのではなく、医師に指示された自分の標準の血糖値から見た変化を考えます。

「食後の血糖値が130~170位になってしまう」

「高いと150~160位である」

「190を記録してしまった…」

など、一口に妊娠糖尿病と言っても血糖値の変化の仕方は様々です。

治療しないとどうなるの?

妊娠糖尿病をそのままにしておくと、母子共にリスクにさらされることになります。お母さんは妊娠性高血圧、羊水過多、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎障害などの合併症、赤ちゃんは黄疸、巨大児、心肥大、流産、形態異常が起きる可能性があるのです。

産後はどうなるの?治る?

妊娠糖尿病は、基本的には産後には治ると考えて良いでしょう。妊娠によって血糖値を下げるホルモンが上手く作用しないために発症するからです。身体が産前の状態に戻れば自然とインスリンの作用も戻ってきます。

出産後にも血糖値が下がらない場合は、妊娠糖尿病から糖尿病に移行している可能性もありますので、追って血糖値を計測します。

しかし、日本糖尿病・妊娠学会が発表したデータによると、妊娠糖尿病を発症した人が産後に糖尿病を発症する確率は正常の人に比べて約7倍高くなることが分かっています。「妊娠糖尿病が原因で将来糖尿病を発症するリスクが増えるというよりは、元々糖尿病になりやすい要素のある人が妊娠糖尿病を発症する」と考えたほうが良いでしょう。

もし妊娠糖尿病と診断された場合は、「自分は糖尿病にかかりやすいかもしれない」と意識しておくといいですね。出産後・退院後も生活習慣が非常に大切になってきます。

関連記事:妊娠糖尿病の産後の疑問。産んだら治るの?

 

まとめ

妊娠糖尿病について、基礎的な知識をまとめてご紹介しました。

妊娠糖尿病と診断された時はびっくりしましたが、

  • 糖尿病より軽度な病気である
  • 妊婦全体の10~15%が罹患する

ということが分かって、すこし安心しました。

現在は食事療法を試しながら、治療しています。

 

妊娠糖尿病にかかると自分(お母さん)だけでなく、お腹の赤ちゃんまで危険にさらすことになってしまいます。

予防の基本は食生活です。つわりなど体調不良で中々上手くいかないこともあるかもしれませんが、色々な栄養素をバランスよく摂取するような食生活を心がけたいですね。

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余談:ブログから見る妊娠糖尿病

実際に妊娠糖尿病と診断された場合、「出産までどういう経過をたどるの?」「無事に出産出来るの?」など、経験者の話を聞きたくなることも多いでしょう。

妊娠糖尿病と診断された方のブログをいくつかご紹介しますので、体験として参考にしてみて下さいね。食事内容や生活習慣などのヒントが見つかるかもしれません。

デブ妊婦の妊娠糖尿病とダイエット記録:http://munyarincho.hatenablog.com/
妊娠初期から妊娠糖尿病でした:http://highrisk.blog.jp/
妊娠糖尿病(GDM)と戦った記録:http://fanblogs.jp/gdmgdm/

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