葉酸サプリで高齢妊活からの妊娠糖尿病体験記

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妊娠糖尿病

妊娠糖尿病って診断されて分かった、基礎知識のまとめ!

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妊娠中は体調が変化しやすく、誰でも多かれ少なかれ様々な体のトラブルを経験するものです。

が、私は38歳で妊娠してから、トラブルなんてもんじゃない経験、妊娠糖尿病と診断されてしまいました。

診断されたときは、赤ちゃんにも影響が及ぶと聞いて、正直泣きました・・・糖尿病は、悪化すると足を切断するなどのイメージもあり、かなりのショックを受けました。

いろいろ調べる(気になる特集があると糖尿病の学会誌まで読みました)と、妊娠糖尿病は多くの女性がなる病気であることが分かりました。

そして妊娠糖尿病は糖尿病未満の状態であるものの、きちんと対策しないと本当の糖尿病になる可能性がある無視できないものであることも知りました。

自分はやせ型なので関係ないって思っている方もいらっしゃるかと思いますが、元々痩せている人や体重管理に気を遣っている場合でも発症することがあります(私も標準体型より痩せているほうです)。

妊活中・妊娠中の女性だけでなく、男性も是非パートナーのために読んでいただきたいです。

この記事では、妊娠糖尿病の原因や影響、予防のための食生活など基礎知識をまとめたので、共有いたします。

妊娠糖尿病とは

妊娠糖尿病とは、日本産科婦人科学会の定義では「妊娠中にはじめて発見された糖代謝異常」だとされています。

妊娠前から糖尿病体質の場合、妊娠をきっかけに血糖値が上がり易くなります。それを妊娠糖尿病と呼ぶってことのようです。

まだ糖尿病に至っている状態ではありませんが、妊娠中は普段なら気にしないような僅かな高血糖でもお腹の赤ちゃんに影響を与える可能性があるため、厳密には糖尿病の基準に当てはまらなくても「妊娠糖尿病」という名前がついています。

ということは、妊娠糖尿病は糖尿病ではないってことですね。

赤ちゃんが弱い存在なので、軽度な糖尿病予備軍だけど、便宜上「糖尿病」って名前がついているっていうイメージでしょうか。

ただ、赤ちゃんという大事な存在に影響を与えるので、通常の糖尿病以上に真剣に対処したいですが。

妊娠糖尿病自体は、全妊婦のうち10~15%程度が診断され、決して珍しい病気ではありません。

しかし、妊娠糖尿病にかかった場合、将来的に糖尿病を発症するリスクが約7倍も高くなると言われています。

将来的な糖尿病リスクが増すとは、怖いですね。

 

なお、妊娠前から既に糖尿病と診断されている場合、妊娠中に「明らかな糖尿病」と診断された場合は妊娠糖尿病に含めず「糖尿病合併妊娠」と呼ばれます。この状態は、妊娠糖尿病より重度の状態です。

【血糖値における診断基準】

妊娠糖尿病については、血糖値で診断されます。

これについては通常の糖尿病と一緒ですね。でも妊娠糖尿病は、先ほど述べたようにより軽い症状でも病気と判定されるようになっています。

詳しい基準は下の例をご覧ください(詳細な数字を覚えても意味ないので眺めるくらいで良いと思います)。

妊娠糖尿病

75g経口ブドウ糖負荷試験において、次の基準のどれか1つ以上を満たした場合

(1)空腹時血糖値≧92mg/dL

(2)1時間値≧180mg/dL

(3)2時間値≧153mg/dL

糖尿病

(1) 空腹時血糖値 ≧126mg/dL

(2) 75g経口ブドウ糖負荷試験2時間値≧200mg/dL

(3) 随時血糖値    200mg/dL

(参考URL:日本産科婦人科学科http://www.jsog.or.jp/public/knowledge/ninshintonyobyo.html

 

治療に健康保険は適用されるの?

妊婦検診は自由診療扱いで、健康保険は適用されません。

妊娠糖尿病は妊娠中に起こる病気なので、健康保険が適用されないのでは…と不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが心配いりません。

妊婦検診によって発見された体の不調の治療には健康保険が適用になる場合がほとんどです。

もちろん妊娠糖尿病と診断されて治療が必要になった場合も、健康保険の適用になります。

そもそも糖尿病ってどんな病気?

ここまで、妊娠糖尿病について触れてきましたが、そもそも「糖尿病」自体よくわからないって人も多いと思います。

そんな人向けに、ここで一度、そもそも糖尿病とはなにかを簡単にご説明します。

糖の代謝異常で、高血糖状態が続く

まず、「糖尿病」とはどのような状態なのでしょうか。

一言で言えば、血液中の血糖値が上がったままの状態です。

食事をすれば血糖値は上がり、運動などでエネルギーを使うことで下がります。

通常、血糖値はホルモンによって変動がありながらも一定の範囲内に収まるようにコントロールされています。

このホルモンの作用が不十分で血糖値が下がらないため、「糖尿病」として症状が現れます。

ホルモンが分泌されないことで糖尿病となる一型糖尿病、ホルモンは分泌されるけれど作用が不十分で糖尿病となる二型糖尿病、遺伝子異常や薬剤性、合併症として起こる二次性のものと「妊娠糖尿病」、原因によって4つのタイプに分かれています。

関連記事:妊娠糖尿病って1型と2型どっちになるの?

糖尿病の症状

代表的な自覚症状としては尿の量が増える、喉が渇きやすくなる、体重が減る、疲れやすくなる、といったことがあげられます。

進行すると、合併症として腎障害、網膜症、神経障害など治療が難しい症状が出てきます。

糖尿病は怖い病気ですね。

妊娠糖尿病になると、本当の糖尿病になるリスクも上がるので、注意しましょう。

妊娠糖尿病になるとどんな症状が出るの?

ここから、また妊娠糖尿病の話に戻って、症状についてみていきます。

妊娠糖尿病になった場合でも、自覚症状はほとんどないことが多いようです。

中々自分で気が付けないのが怖い病気でもありますね。

「調子が悪いかな?」と感じた時には既に症状が進行して重症化していることがあり、その場合は様々な合併症、お腹の赤ちゃんへの影響が出てきてしまう可能性もあるのです。

 

【妊娠糖尿病による高血糖状態が継続した場合に起こる合併症】

お母さん 妊娠性高血圧、羊水過多、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎障害など
赤ちゃん 黄疸、巨大児、心肥大、流産、形態異常など

ただし、妊娠早期には妊娠糖尿病になりにくいので、奇形児リスクは通常の妊娠と同程度と考えられています。

妊娠糖尿病の原因は?

妊娠糖尿病の主な原因は、妊娠によって血糖値が上がりやすくなるからです。

お腹の赤ちゃんはブドウ糖をエネルギーにして大きくなります。

妊娠すると、お母さんの体は赤ちゃんに優先的にブドウ糖を供給するような体のバランスに変化して赤ちゃんを育てるのです。

通常、食事によって体内に入ったブドウ糖はホルモンの作用でエネルギー源として身体に取り込まれます。

しかし、妊娠中はこのホルモンの働きを抑制する別のホルモンが胎盤から分泌されるため、お母さんの体内に取り込まれにくくなります。

その結果血液中に取り込まれなかったブドウ糖が残り、胎盤を通じて赤ちゃんへ届くようになっているのです。

このような理由で、妊娠中は血液中のブドウ糖が分解されにくく血糖値が高くなりやすい状態になっています。

そんな状態になっているところに甘いものをたくさん食べてしまうと、血液中に体内に取り込まれなかったブドウ糖が残って血糖値が急に高くなってしまうのです。

 

甘いものの食べ過ぎには注意

妊娠したことで甘いものが食べたくなる方も多いかもしれませんが、食べ過ぎは高血糖を招きます。特につわりがおさまってきた頃は気をつけたいところです。体重が増えすぎる原因にもなりますので、食べる量とタイミングには注意しましょう。

関連記事:妊娠糖尿病の食事療法!糖質制限は必要なの?

ストレスが原因のこともある?

「ストレスを感じることで血糖値が上がる」という話を聞いたことがありますか?人

間にはストレス=「身の危険」から自分を守るため、ストレスを感じると頭や身体を働かせ、様々なことに気を配るような仕組みが備わっています。

頭や体を働かせるためにはエネルギーがたくさん必要=ブドウ糖がたくさん必要と判断され、血糖値が上がるようになっているのです。妊娠中もこれは同じです。

つい甘いものを食べてストレスを発散したくなってしまうかもしれませんが、食べること以外の発散方法を見つけるようにして下さいね。

 

妊娠糖尿病の原因については、下の記事で詳しくまとめています。

妊娠糖尿病の原因総まとめ

妊娠糖尿病の治療法は?

妊娠糖尿病になったら、ガイドラインに従って血糖値をコントロールすることになります。

食事・運動療法からは、インスリン注射などを用いて対応します。

妊娠前から糖尿病だったケースと比べ、妊娠糖尿病では血糖値コントロールは比較的やり易いようです。

出産後は通常の血糖値に戻ることが多いようですが、妊娠糖尿病になったということは糖尿病体質があるということなので、食事療法や生活スタイルの改善続け、定期検診も欠かさないようにしましょう。

関連記事:妊娠糖尿病の治療法。薬や医療費は?

 

遺伝性の場合も

もし家族に糖尿病の人がいるならば、遺伝の可能性もあります。

家族歴がある場合、妊娠糖尿病と診断される可能性は高くなります。

この場合、もし妊娠糖尿病になってしまうと将来的に2型糖尿病を発症する可能性が高くなるので特に注意する必要があります。

 

高齢妊娠だと妊娠糖尿病になりやすい?

「35歳以上の高齢妊娠の場合、妊娠糖尿病になりやすい」という説があります。

わたしが妊娠したのも38歳なのでなんとなくわかります。

これは海外でも研究がなされており、2008年にアメリカで発表された「年齢別の妊娠糖尿病の推移」によれば、25歳未満の妊娠糖尿病患者は10年間でほとんど変化はありません。

しかし、25歳~34歳だと25歳未満の患者の数の約5倍、34歳以上になると約8倍にまで増加しています。

年齢だけが妊娠糖尿病の原因であるとは言えないかもしれませんが、年齢が上がるにつれて糖を分解する作用をもつホルモンを分泌する能力も下がるため、35歳以上の「高齢出産」と言われる妊娠の場合は高血糖になるリスクが高まると考えられています。

 

食生活で妊娠糖尿病を予防できる?

妊娠糖尿病を発症しやすいのは妊娠中期頃からです。出来れば妊娠初期から高血糖になりにくい食生活を心がけて、妊娠糖尿病を予防できるようにしましょう。

食事の時に心がけたいポイントとして、

  • なるべく決まった時間に3食を食べ、血糖値の変動の幅を少なくする
  • 野菜(食物繊維)→タンパク質→炭水化物、の順に食べて血糖値の急上昇を防ぐ
  • ゆっくりとよく噛んで食べる

といったことがあります。

 

積極的に摂りたいもの

出来るだけ、食物繊維をたくさん含む野菜類、植物性タンパク質を中心とした食生活を心がけましょう。

食物繊維は食後の血糖値の急上昇を防ぐ働きがあるほか、便秘の予防にも効果的です。妊娠中は積極的に摂取したいものです。タンパク質は筋肉や内臓、皮膚、血液など体を作るのに必要です。

妊娠中は特に、脂質の少ない魚類や大豆・卵などの植物性タンパク質を摂るのがおすすめです。肉類にも含まれますが、脂質も多く含まれているので赤身のヒレや鶏ささみなど、脂肪分の少ない部位を選ぶようにするといいですね。

調理法は、味付けが薄めの和食が理想的です。

 

食べる量に気をつけたいもの

特につわりがおさまると、それまで食べたくても食べられなかったものをたくさん食べたくなりがちです。

しかし、食べ過ぎは要注意。

具体的には、糖分をたくさん含むお菓子類。特に洋菓子は脂肪分も高めです。

脂身の多い部位のお肉、ハム・ソーセージなどの加工品も食べ過ぎ注意です。

主食となるご飯やパンなどの炭水化物は血糖値をあげます。エネルギー源として欠かせませんが、食べる量には注意しましょう。

 

血糖値を上げやすい食べ物を全て禁止する必要はありません。バランスよく色々な栄養をを摂ることを心がけましょう。

 

まとめ

妊娠糖尿病について、基礎的な知識をまとめてご紹介しました。

妊娠糖尿病と診断された時はびっくりしましたが、

  • 糖尿病より軽度な病気である
  • 妊婦全体の10~15%が罹患する

ということが分かって、すこし安心しました。

現在は食事療法を試しながら、治療しています。

 

妊娠糖尿病にかかると自分(お母さん)だけでなく、お腹の赤ちゃんまで危険にさらすことになってしまいます。

予防の基本は食生活です。つわりなど体調不良で中々上手くいかないこともあるかもしれませんが、色々な栄養素をバランスよく摂取するような食生活を心がけたいですね。

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