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【保存版】漢方の効果!なぜ妊活に用いられるのか?

投稿日:2017年4月8日 更新日:

不妊治療や妊活の現場では、漢方が多く取り入れられています。

でも、漢方ってなんだか得体のしれない感じばっかりの名前がついていて、なんだか怪しそうって思いませんか?

わたしは、完全に怪しいって思ってました(笑)。漢方が有効なら西洋医学で同じ薬作れるはずだって思ってましたw

しかし、不妊に悩んで調べてみると、漢方の有効さはアカデミックに証明されているようで、俄然興味が出て、調べてみたら結構詳しくなりました。

漢方は一体不妊にどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか?今回は、漢方を妊活に取り入れるメリットや注意点、費用など漢方と不妊への疑問を徹底的に解説します。

目次

漢方は不妊に効くの?漢方でできることとは?

漢方って効き目が薄くて不妊治療の補足的な役割しかないと思っていませんか?
それは、大きな間違いです。
医療現場で漢方が用いられるようになったのは、漢方には西洋医学にはない独自の特徴や効果があるからなんですよ。

それでは、漢方は不妊にどのような恩恵をもたらしてくれるのでしょうか?
まずは、漢方を取り入れるかどうか迷っている方が気になる

  • 漢方と不妊の関係
  • 西洋医学と漢方の違い
  • 漢方の得意分野

の3つに焦点を絞って、不妊に対して漢方にできることをお伝えします。

漢方は不妊にどう関係するのか?

一番始めに気になるのが、「漢方は不妊にどう関係するのか」ということだと思います。

私は幼少期から虚弱体質でずっと漢方のお世話になっていましたが、漢方治療を受ける上で大切なのは、「漢方がどのような作用を自分にもたらすのか」をしっかり理解して取り入れることだと感じています。

ただ出された薬を飲むだけではなく、自分がどういう状態だから漢方を必要とするのかということを意識するのです。

漢方の考え方を知って、漢方が不妊とどう関係するのかを理解することで、より治療効果が高まるんですよ。

漢方の基本は「気・血・水」

漢方の基本は、「気・血・水」の考え方にあります。

気・血・水とは、漢方では以下のように定義されています。

  • 気:生命や健康の原動力となるエネルギー
  • 血:血液や血液の中に含まれる酸素、栄養、ホルモン
  • 水:リンパ液や水分などの血液以外の体内の透明な液体

人の体はこの気・血・水の3つのバランスによってコントロールされています。

この3つのうちどれかでも不足したり循環が悪くなったりすると、体のバランスが崩れ、様々な不定愁訴や病気を引き起こすと考えられています。

生殖機能の要は「腎」にある

不妊と漢方を考える上で、もう一つ忘れてはならないのが、「腎」の存在です。

漢方での「腎」とは腎臓のことを指すのではなく、もっと広範囲な意味合いがあります。

腎は老化や健康において最も重要な要素であり、以下のような働きを持っています。

  • ホルモンを分泌する
  • 「精」を蓄えて成長や発育を促したり若々しさを保つ
  • 体内の水分をコントロールする(腎臓としての機能)
  • 生殖機能を維持する

特に腎は、「生殖機能の中心」だと考えられており、腎の不足は卵巣機能の低下や精子を作る力の衰えや異常を引き起こし、女性男性ともに不妊の原因になるのです。
そのため、漢方における不妊治療には、腎を補う「補腎」が重視されているんですよ。

体のアンバランスが不妊を引き起こす

不妊は腎の不足だけが問題ではありません。

気・血・水のアンバランスも不妊を引き起こします。

例えば、気・血・水は以下のように妊娠力に関わります。

  • 気:代謝や体温の維持など、体を妊娠しやすい状態にする
  • 血:ホルモンや栄養などを細胞に届け、卵子の成長や子宮内膜の成長に欠かせない
  • 水:体を潤して臓器の働きに関係する。水が停滞すると冷えなどを引き起こす

つまり、腎・気・血・水の一つでも異常があり、アンバランスな状態になると、不妊が引き起こってしまうのです。

漢方は、これらのアンバランスを整えたり、不足を補ったり、流れをスムーズにすることで不妊にアプローチしていきます。

西洋医学と漢方の違いは何?漢方の得意分野は?

西洋医学と漢方は相容れない関係のように思えます。

しかし、最近では西洋医学と漢方を融合した治療も多く行われており、漢方と西洋医学は上手くお互いの長所と短所を補完し合っています。

それでは、西洋医学と漢方は具体的に不妊治療においてどのような違いがあるのでしょうか?

また、漢方は不妊治療でどのようなアドバンテージを持っているのでしょうか?

西洋医学はピンポイント、漢方は全体を治療対象にする

西洋医学と漢方の大きな違いは、治療範囲にあります。

西洋医学では、体のどの部分に異常があるのか、ピンポイントでアプローチします。

また、異常が見つかれば、その病気に焦点を絞って治療が開始されます。

一方で漢方は、体を全体的に捉えてどこに異常があるのかを判断します。

そして、治療においても体だけではなく心も一体化して捉え、体全体の治療を行って症状を改善させていきます。

ピンポイントの西洋医学は、病名のつく器質的な不妊症に有効です。

「子宮筋腫」や「子宮奇形」、「卵巣膿腫」など局所的に原因を取り除く必要がある病気では、西洋医学でしっかり治療を受けることが大切です。

体を総合的、全体的に治療する漢方は、病名がつかない機能的な不妊症に有効です。

「卵子の老化」や「卵巣の機能低下」などは、ホルモンの連携や血流など心も含めた体全体で問題を考えなければならず、漢方の治療が効果を発揮します。

原因不明の不妊にこそ漢方が力を発揮する

不妊治療で漢方が力を発揮するのが、原因不明の不妊です。
ピンポイントで治療する西洋医学では、病気になっていない「未病」の状態は治療対象にはなりません。

しかし、不妊の多くは検査をしても原因が明らかにならず、原因が分からない状態で治療が進んでいきます。

これでは、時間とお金がかかるばかりですよね。

一方で、西洋医学で「問題なし」でも体全体でみる漢方では「問題あり」になる場合が多々あります。

その最たるものが、「卵子の老化」です。

卵子の老化は不妊の大きな問題となっており、不妊治療は卵子の老化との闘いとも言われています。

漢方は、卵子の老化に対しても、主に「補腎」などによって対処することができます。

西洋医学と漢方を組み合わせることで妊娠力が高まる

西洋医学と漢方は相互に補完し合うことができます。

漢方を取り入れようか迷っている方の中には、

  • 西洋医学で成果が出なかったから漢方を試す
  • 出来るだけ自然に妊娠したいから漢方のみを試す

と考えている方も多いと思います。

しかし、私は西洋医学で不妊治療をしつつ漢方を組み合わせることがおすすめしたいです。

西洋医学と漢方は得意分野が異なります。

クラミジアの感染や子宮筋腫、卵巣膿腫など薬剤や手術で早期に治療できるものは、検査を受けて西洋医学で治療するべきです。

また、35歳以上の時間に余裕がない方も、体外受精や顕微受精を視野に入れた方がよいでしょう。

西洋医学で治療できるものはしっかり治療しつつ、漢方で全体的な改善をはかることで、妊娠力を高めることができます。

私も実際、漢方と西洋医学の治療を併用していました。

不妊の多くは問題が一つだけではなく、複数の問題が絡み合っています。
漢方だけ、西洋医学だけでは十分ではなく、2つを掛け合わせることで不妊を広範囲にカバーできるんですよ。

漢方は不妊治療の副作用を緩和する効果もある

漢方は、不妊治療の副作用を緩和するという効果もあります。

不妊治療を受けていると、ホルモン剤やストレスの影響によって体調が大きく崩れます。

私は特にホルモン剤が合わなかったため、不妊治療中はめまいや動悸、疲労感などで家事をすることもままなりませんでした。

漢方は、不妊治療で出てくるこれらの不定愁訴を緩和してくれる作用もあります。
また、漢方は心と体を一体でみるため、不妊治療からくる精神不安定や不眠などのケアもできます。

また、私も今ちょうど実践中なのですが「ステップダウン」という方法もあります。

不妊治療でホルモン剤などを多用していると、卵巣が疲れてしまい、妊娠力が低下してしまうことがあります。

この場合、不妊治療をお休みして体と卵巣の調子を整えるのも一つの方法で、「ステップダウン」と呼ばれています。

もともと卵巣膿腫の手術で卵巣機能が低下していた私は、不妊治療を続けていくうちに生理の周期が短くなり、月経血もほとんど出なくなってしまいました。

体調もあまりにも悪化したので、「ステップダウン」を選択したのです。

私のような事例は不妊治療では珍しくありません。

漢方は、「ステップダウン」という疲れきった体と卵巣を癒す新しい治療の機会も与えてくれるんですよ。

漢方は様々な症状に一気に対応できる

漢方のもう一つの特徴に、様々な症状に対応できるという点が挙げられます。
漢方は、長年の経験により緻密に計算された割合で複数の生薬が配合されています。
一つ一つの生薬がチームになって体にアプローチするため、関係し合う複数の症状の改善が期待できるんですよ。

婦人科の多くは漢方を取り入れている

漢方には上述した通り、西洋医学にはない優れた点がいくつもあるため、ほとんどの婦人科では、

現在不妊治療の一環として漢方が取り入れられています。

中には、漢方専門医を配属している不妊治療クリニックもあるので、クリニックを選ぶ際の一つの指標にしてみてくださいね。

漢方は妊活にどのような効果をもたらすの?

不妊治療はまだ考えていないけれど、妊活に漢方を取り入れたいという方もいらっしゃいますよね。

とりあえず妊活をしたい方には、漢方はどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか?

漢方は体の根本的な問題を改善してくれる

漢方は、体に潜む根本的な問題を改善してくれます。

妊娠はホルモンの連携がスムーズにいき、子宮や卵巣、そこに指令を出す脳の機能が正常でなければ成立しません。

つまり、妊活においては、

  • 体の冷え
  • 血液の滞留
  • ストレスの蓄積

などを解消して、体を健康に保つことが大切なのです。

漢方は、体のバランスを正常化して、体全体を健康にすることで、不妊の根本的な問題を改善してくれるんですよ。

そのため、妊活と同時に様々な不定愁訴の緩和もできて、一石二鳥なのです。

漢方は妊娠しやすい体質を作る

漢方は、子宮や卵巣機能を高めて、妊娠しやすい体質を作ってくれます。

不妊治療では、ホルモン剤の投与によって無理矢理排卵を促したり、着床に必要な黄体ホルモンを補充します。

しかし、これはあくまで外からの補充であって卵巣機能の回復には繋がりません。

下手をすると上述したように卵巣機能が低下してしまいます。

妊活で漢方を取り入れる大きな意義として、不妊治療に進む前に卵巣機能を高めたり、卵巣の老化を防止することが挙げられるのです。

「検査で異常になる前」の状態でも漢方は治療できる

不妊検査では異常範囲に入らなくても、異常になる前段階で妊娠できにくくなっていることもあります。

西洋医学の治療だけでは、異常になるまで待つしか策はありません。

しかし、それでは遅いですよね。

妊活で漢方を取り入れると、病気になる前に病気を治療することができます。

未病の段階で治療することで、不妊材料を取り除いておけるのです。

漢方は出産後までバックアップしてくれる

妊活は妊娠がゴールではないですよね。
出産して元気な赤ちゃんを育てるまでがゴールです。

漢方は妊娠しやすい体作りだけではなく、出産して育児するための体作りをしてくれる側面も持っています。
漢方で、体質を改善しておくことは、妊活の先の未来をもバックアップしてくれるのです。

「弁証論治」で一人一人に寄り添った治療を受けられる

漢方は「弁証論治(べんしょうろんち)」といって一人一人に寄り添った治療を受けられます。

「弁証論治」とは、患者の体質のことを指す証(しょう)や患者の現在の状態、体型、症状の強さや症状の経過を診て、漢方薬を処方します。

ですので、同じ症状や病気でも患者が違えば、処方される漢方薬も違うのです。

まさに自分のためだけでにベストな処方でカスタマイズしてもらえる医療なんですよ。

また、西洋医学のように画一的な治療ではなく、その時々の状況に合わせて柔軟に治療を変化させるのも漢方のメリットです。

漢方薬を組み合わせることで、今まさに自分が必要としている妊活対策が行えるのです。

漢方治療は不妊の状態によって方法が変わる?

漢方による治療方法にはいくつか種類があります。

不妊の状態によって治療法は変わってくるんですよ。

それでは、具体的に不妊に対してどのような漢方の治療法があるのでしょうか?

漢方治療は調経法と周期療法の2つの方法がある

不妊においては、主に以下の2つの漢方治療が用いられています。

  • 調経法(ちょうけいほう)
  • 周期療法(しゅうきりょうほう)

調経法はどんな治療方法なの?

調経法とは、月経を正常な状態に整えていく方法です。

調経法は不妊治療において多くのクリニックで使われているスタンダードな治療方法であり、古くから行われてきた実績があります。
治療内容としては、患者の状態や体質に合わせて漢方薬を処方して、妊娠しやすい体を作っていくというシンプルなものです。

生理不順で悩んでいる方や、生理周期が乱れやすい方、基礎体温がガタガタになってしまっている方などに用いられる漢方の方法です。

周期療法はどんな治療方法なの?

一方、周期療法とは、生理の周期に合わせて漢方薬の処方を変える方法です。

周期療法は、漢方の考え方に西洋医学の基礎体温を組み合わせた、新しい治療法なんですよ。

実は、この周期療法の効果が不妊治療現場において、注目されています。
女性の体は、生理周期によって大きく変化します。

この変化を無視して、同じ漢方で対処しようというのは、弁証論治の考えにも合いませんよね。

周期療法は、生理周期による女性の体の変化に対応することで、漢方薬による治療の精度を高めているのです。

また、周期療法は子宮内膜症などの婦人科系疾患の治療や予防にも効果を発揮します。

私が今最もチャレンジしてみたい不妊治療が、周期療法なんですよ。

生理が大幅に乱れている方は、まずは調経法で生理周期と体質を整えてから周期療法に進むという順番になります。

 

漢方薬はどのように処方されるの?

漢方薬はどのような手順で心身の状態を診断して処方されるのでしょうか?

漢方の診断方法を知っておくと、準備しておくものが分かって二度手間にならずに済みます。

漢方の診断方法

漢方には特有の診断方法があります。

それは、「四診(ししん)」と呼ばれる方法です。

四診では、以下の4つの手法によって、患者の体質を全体的に判断し、漢方薬の処方を決めます。

  • 望診(ぼうしん):肌の状態や顔色、体格、姿勢など目で患者の状態を診る。特に舌の状態を診る「舌診(ぜっしん)」が重要
  • 聞診(ぶんしん):声や呼吸、咳の状態など聞いて得られる情報や、体臭や口臭などの臭いで得られる情報で診る
  • 問診:どのような症状があるか質問して診る。不妊においては「月経に伴う症状には何があるか」「月経血の量や状態」「おりものの状態」「月経痛の痛み方、痛む時期」など詳しく質問する
  • 切診(せっしん):脈を診る「脈診」や腹部の状態を診る「腹診」など実際に手で触って診断する

また、周期療法では、基礎体温表も必要になります。

基礎体温はだいたい3周期分必要だと言われているため、受診を考えている方は早めに基礎体温だけでも計っておくことをおすすめします。

市販で十分?薬局や医師に相談した方がよい?

漢方薬は、漢方薬局や漢方外来、漢方を設置している不妊治療クリニックで処方してもらえるほか、ドラッグストアなどで市販品を手に入れることもできます。

もちろん、書籍やネットなどの情報で自分の状態を把握して、市販品を使用するのも一つの方法です。

しかし、私は市販品はおすすめしません。

出来れば漢方医が在籍しているクリニックや薬局で、四診に基づいて漢方薬を処方してもらうことをおすすめします。

というのも、私自身、市販品を利用してきて何の効果も得られなかったからです。

漢方薬は、自分の体質に合ったものを服用しなければ意味がありません。

自己診断ではどうしても、自分の体質を見抜けませんし、私のように複数の症状を抱えている場合、どれを重視すればいいのか素人では判断できないからです。

専門医でない医師からの処方も注意が必要

また、漢方を深く理解していない医師による処方もあまりおすすめできません。

婦人科で、漢方薬が処方されるのは、一般的になりつつあります。

私も様々な婦人科を受診してきましたが、医院の大小問わず、ほとんどの婦人科で漢方を処方されてきました。

ですが、女性不妊で効果を感じた漢方は残念ながらありません。

それは、一般的な婦人科では、「子宮内膜症には桂枝茯苓丸」「冷えがあって生理周期が不安定ならとりあえず当帰芍薬散」など画一的な漢方の処方がされているからです。

本当に漢方の効果を得たいのであれば、専門医による診断を受けて自分だけの処方をしてもらうべきだと経験から痛感しています。

不妊治療や妊活にはどんな漢方薬が効果があるの?

不妊治療や妊活には、どのような漢方薬が効果があるとして使われているのでしょうか?
私が実際に使用した漢方薬と使用した感想も一緒にお伝えします。

不妊や妊活に有効な漢方薬と期待できる効果

不妊の改善や妊娠しやすい体作りに使われる漢方薬は想像以上にたくさんありますが、中でも私が不妊の現場でよく耳にする有名な漢方薬が次の9つです。

  • 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
  • 婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)
  • 四物湯(しもつとう)
  • 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
  • 温経湯(うんけいとう)
  • 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
  • 加味逍遥散(かみしょうようさん)
  • 八味地黄丸(はちみじおうがん)
  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

配合されている生薬

当帰(とうき)、芍薬(しゃくやく)、茯苓(ぶくりょう)、川芎(せんきゅう)、白朮(びゃくじゅつ)、沢瀉(たくしゃ)

期待できる効果

当帰芍薬散は、不妊治療で最も一般的に使われる漢方薬です。
血の不足「血虚」に効果を発揮し、体を温める作用があります。
むくみやすく冷え性や貧血の方に使われます。
月経不順や月経痛、黄体機能不全の改善、流産の防止などに効果が期待できます。

婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)

配合されている生薬

当帰(とうき)、芍薬(しゃくやく)、茯苓(ぶくりょう)、川芎(せんきゅう)、甘草(かんぞう)、黄耆(おうぎ)、党参(とうじん)、阿膠(あきょう)、地黄(じおう)

期待できる効果

婦宝当帰膠は、「女性の宝」と称されるほど、女性特有のトラブルに効果を発揮する漢方薬です。

当帰が70%の高い濃度で配合されており、血を補ったり血行をよくする作用が高いのが特徴です。

月経不順や生理痛、更年期障害、冷え性の改善や習慣性の流産の防止に効果が期待できます。

四物湯(しもつとう)

配合されている生薬

当帰(とうき)、芍薬(しゃくやく)、川芎(せんきゅう)、地黄(じおう)

期待できる効果

四物湯は、血を補う作用があり、冷え性の改善に有効です。
肌のトラブルや月経不順、黄体機能不全などに効果が期待できます。

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

配合されている生薬

桂枝(けいし)、茯苓(ぶくりょう)、芍薬(しゃくやく)、牡丹皮(ぼたんぴ)、桃仁(とうにん)

期待できる効果

桂枝茯苓丸は、子宮内膜症の治療によく用いられる漢方薬です。

血の滞りを解消する作用があり、生理に伴う様々なトラブルを改善してくれます。

子宮内膜症のほか、多嚢胞性卵巣症候群や子宮筋腫、月経痛、月経不順、黄体機能不全などに効果を発揮します。

温経湯(うんけいとう)

配合されている生薬

当帰(とうき)、芍薬(しゃくやく)、人参(にんじん)、川芎(せんきゅう)、甘草(かんぞう)、阿膠(あきょう)、麦門冬(ばくもんどう)、桂枝(けいし)、半夏(はんげ)、生姜(しょうきょう)、牡丹皮(ぼたんぴ)、呉茱萸(ごしゅゆ)

期待できる効果

温経湯は、子宮や卵巣を温めて働きをよくしてくれる作用があります。

冷えと乾燥が強い方に用いられます。

月経不順や黄体機能不全、冷え性の改善に効果的です。

また、頸管粘液を軟らかくして精子が通りやすいように改善するためにもよく用いられます。

桃核承気湯(とうかくじょうきとう)

配合されている生薬

桃仁(とうにん)、桂枝(けいし)、大黄(だいおう)、芒硝(ぼうしょう)、甘草(かんぞう)

期待できる効果

桃核承気湯は、血の滞留を改善する作用があります。

便秘の方や左の下腹部が張る方に用いられ、月経に伴うイライラや精神不安を改善する効果が期待できます。

加味逍遥散(かみしょうようさん)

配合されている生薬

当帰(とうき)、芍薬(しゃくやく)、白朮(びゃくじゅつ)、甘草(かんぞう)、茯苓(ぶくりょう)、柴胡(さいこ)、牡丹皮(ぼたんぴ)、生姜(しょうきょう)、薄荷(はっか)、山梔子(さんしし)

期待できる効果

加味逍遥散は、気が滞った状態を改善する作用があります。
虚弱体質や更年期障害、月経不順などに効果がありますが、特に月経に伴うイライラや精神不安などを改善する働きが期待できます。

八味地黄丸(はちみじおうがん)

配合されている生薬

地黄(じおう)、山茱萸(さんしゅゆ)、茯苓(ぶくりょう)、山薬(さんやく)、桂枝(けいし)、牡丹皮(ぼたんぴ)、沢瀉(たくしゃ)、附子(ぶし)

期待できる効果

八味地黄丸は、「腎虚」を補う漢方薬で、老化を防止する働きがあります。
女性不妊や男性不妊に用いられ、冷え性の改善や卵子や精子の老化防止に効果が期待できます。

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

配合されている生薬

人参(にんじん)、朮(じゅつ)、生姜(しょうきょう)、当帰(とうき)、甘草(かんぞう)、大棗(たいそう)、柴胡(さいこ)、陳皮(ちんぴ)、黄耆(おうぎ)、升麻(しょうま)

期待できる効果

補中益気湯は、男性不妊によく用いられる漢方薬です。

精子の運動率を改善する効果があるほか、胃腸の元気を補って、慢性的な疲労やストレスを改善する作用があります。

女性不妊では、高温期を安定させたり、習慣性の流産を防止する効果が期待できます。

私が実際に不妊で利用した漢方薬

私が実際に不妊治療で処方された漢方薬と処方された目的についてお伝えします。

・当帰芍薬散

当帰芍薬散は、不妊治療で卵巣機能が低下し、月経周期が22~25日と短くなったときに処方されました。
月経周期を正常に戻すために処方されましたが、当帰芍薬散だけでは改善することができませんでした。

・桂枝茯苓丸

桂枝茯苓丸は、当帰芍薬散の効果がいまいちだったので、次に月経不順を治療するために処方されました。
私には、桂枝茯苓丸も残念ながら月経周期の改善効果は見られていませんが、子宮内膜症の治療のために継続しています。
子宮内膜症では、ディナゲスト錠などの治療薬があるのですが、副作用が強く、私は服用すると寝込んでしまうことが多くなったため、副作用の少ない桂枝茯苓丸に切り替えました。

・温経湯

温経湯は、頸管粘液の粘性を軟らかくするために処方されました。
服用後に頸管粘液の検査を行っていないので、効果は分かりませんが、温経湯には眠気を誘発する作用があるため、不眠の緩和には役立ちました。

・補中益気湯

補中益気湯は、夫の精子の運動性と量を改善するために処方されました。
唯一効果を感じられたのは、この補中益気湯です。
補中益気湯を服用して数ヶ月で全く精子が動いていない状態から少し運動している精子が出てくるまで回復し、結果は流産となりましたが、一度妊娠することもできました。

葉酸と漢方の相性は?一緒に飲んでも大丈夫?

妊活のために葉酸を飲んでいる方は多いですよね。
そこで、気になるのが、「葉酸と漢方は一緒に飲んでも大丈夫なのか?」という点です。

一般的に、葉酸は野菜や果物など自然に存在する成分であり、水溶性で体に蓄積しにくい性質を持っていることから、漢方と併用しても大丈夫だと言われています。

私も、漢方と葉酸を併用しています。

しかし、生薬には「当帰」や「大棗」などに葉酸が含まれています。

併用による過剰摂取が気になる方は、漢方を処方してもらうときに葉酸サプリメントを服用している旨を告げ、大丈夫か確認するといいですよ。

また、成分同士が喧嘩しあわないように、漢方と葉酸をタイミングをずらして服用することをおすすめします。

関連記事:なぜ高齢妊娠に葉酸サプリは必要なのか?

漢方にも副作用などのデメリットはあるの?

結論から言うと、漢方には副作用があります。

「漢方は生薬を使っているから副作用はない」とよく耳にしますよね。
実際に私の友人や知り合いも「漢方は副作用がないから安心だよ」と勧めてきましたし、漢方を取り扱う会社の中には「副作用がない漢方」と堂々とうたう会社も残念ながらあります。

しかし、いくら生薬でも漢方薬は立派な薬です。

効果があればもちろん副作用などのデメリットもあります。

西洋医学の薬剤と飲み合わせのよくない漢方薬だってあります。

大切なのは、副作用があることをしっかり理解して、何か異常を感じたらすぐに医師に相談することです。

漢方薬で起こりうる副作用

漢方薬の服用で起こる可能性のある副作用には、以下のような症状が挙げられます。

・薬による肝機能の障害
・むくみや血圧の上昇などを引き起こす低カリウム血症
・胃腸への負担過多による胃腸障害
・発熱や咳などの症状が伴う間質性肺炎の発症

妊娠に対する漢方の副作用

不妊の治療に効果のある漢方薬の中には、妊娠に悪影響を与える漢方薬もあります。

私が注意を受けたのは、桂枝茯苓丸です。

桂枝茯苓丸は、子宮内膜症の治療など幅広く不妊治療に用いられますが、妊娠中に服用すると流産や早産のリスクが高まる可能性が指摘されています。

そのほかには、以下の生薬に妊娠中の服用による副作用への注意が必要です。
・紅花(こうか)、牡丹皮(ぼたんぴ)、桃仁(とうにん)、牛膝(ごしつ):流産や早産のリスク増加
・大黄(だいおう)、芒硝(ぼうしょう):子宮を収縮させる

漢方はどれくらいの費用がかかるの?

漢方を検討する上で、大きな壁となるのが、費用です。

漢方は高いというイメージがありますよね。
そのイメージ通り、漢方薬局などで自費で購入する場合、1ヶ月に2~5万円程度かかることも珍しくありません。

ドラッグストアで購入できる市販品であっても、3000~6000円程度要します。
経済的に余裕がなければなかなか手が出せませんよね。

私のおすすめは漢方外来!

だからといって漢方での治療を諦めるのは早いですよ。

私のおすすめは、漢方外来で保険適用してもらう方法です。

漢方も一部の薬を除けば、保険が適用されて3割負担で処方してもらえます。

私も漢方を服用するときは、医師に保険適用で処方してもらっています。

保険適用ですと、1ヶ月あたり1000~2000円程度で取り入れることができます。
ただ、先ほどもお伝えしように、できれば漢方の専門医が在中している漢方外来で保険適用の漢方薬を出してもらうことをおすすめします。

まとめ

漢方の最大の特徴は、「オーダーメイド」にあります。
漢方薬は不妊や妊活に様々な恩恵をもたらしてくれますが、自分に合ったものでないと意味がありません。

自分に合った漢方であれば、夫のように不妊の改善に大きな効果を得ることができます。
漢方を試したいときは、市販品で済ませずに、専門医による四診が受けられる保険適用の漢方外来を受診してみてくださいね。

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